代表コラム
代表コラム No.07
鼻づまり+首のムチ打ち?

恐るべきくしゃみの衝撃
  この春、猛威を振るったスギ花粉もようやくピークを過ぎ、ホッとされた花粉に苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。本当にお疲れさまでした。
今年の花粉の飛散量は例年の数倍から数十倍といわれ、今年から花粉にやられてしまった、という方も多いようです。アレルギー反応のひとつにくしゃみがあります。実はこのくしゃみ、骨格にかなりの大きな影響を及ぼします。くしゃみによる衝撃は交通事故によるムチウチ並み、いやそれ以上の場合もあるのです。

  くしゃみは鼻の粘膜についた不要なものを外に排出する役目をしているわけですが、その飛沫はかなり遠くにまで飛んでいきます。そういう意味ではせきも同じですね。せきは喉や気管に入った不要物を外に出します。くしゃみは時速320キロ、せきの風速は時速200~400キロだそうです。
つまり、せきやくしゃみの際、人間は大砲に変身するわけです。あの瞬間的なエネルギーは相当なものなのです。せきで肋骨を骨折したなんて聞いたことありませんか?そう、骨が折れるほどの衝撃なのです。でも、せきやくしゃみをするたびに骨折していたらたまったものじゃありません。骨が脆弱になっているなどの場合を除いて、普通はそのエネルギーをちゃんと体のクッションで緩衝しています。
一番は体内の水分でしょうね。それ以外は、筋肉であったり、骨や関節であったり。

  それでも後遺症が残るときがあります。せきやくしゃみが長く続くと、首やお腹の筋肉痛が出てきたりしますね。これらは、ほっとけば自然に改善されるのですが、唯一、改善しにくいのが関節なのです。つまり、歪んだままになってしまうのです。くしゃみをした途端、ぎっくり腰になった、というようなケースは因果関係がわかりやすいのですが、徐々に変化していったケースだと、ちょっとわかりにくい。花粉の時期から、頭痛や首の痛み、肩のこりが出てきた、また、以前からもあったが急にひどくなった、なんていう場合は、せきやくしゃみの衝撃によって骨格が歪んでしまった可能性がきわめて高いのです。
症状が軽度であれば、ウォーキング(一日1時間以上の連続歩行を2週間続けて)や軽いジョギングで回復していくはずですが。

  花粉の症状は落ち着いたけど、肩こりがひどい・・・なんて方は、要注意。でも、今年の花粉によるくしゃみによって起きた歪みであれば、時期が最近であるほど、改善しやすいことも事実です。さて、あなたの場合は?

レポート日:2005年4月
木村 康彦