ぎっくり腰の方へ

おじぎ(前屈)をするのがつらい
普段通りのスピードでは歩けない

それは「ぎっくり腰」です!

腰にかかる負担の蓄積がぎっくり腰を引き起こします

ぎっくり腰は「腰部の捻挫(ねんざ)」です

できるだけ早く「アイシング」をしてください

 

おすすめのアイシング方法

【用意するもの】
氷水(こおりみず)の入った氷のう

氷のうの作り方】
1. 袋を用意する。アイスバッグ、ゴム性の氷まくら、なければビニール袋やジッパー付きのビニール袋
2. 氷9割に対して水1割を袋にいれ、空気をできるだけ抜く
3. 口をしっかり締める。

※アイシングは上記のように「氷冷」がベストです。
凍らせても固くならないタイプのアイスノンでも、代用できますが、効果は落ちます。

【アイシングをする場所】

仙腸関節という骨盤の関節部位を冷やします
冷却する部位は、おしりの上部(ズボンのベルトの位置から約3~5cmほど下)です。
骨盤の仙腸関節はおしりの左右にそれぞれありますので、片側が痛い場合は、痛い側を特に冷却してください

【アイシング時の姿勢】

寝ながら冷やす場合は、必ず横向き寝てください(うつ伏せや仰向けは腰に負担がかかりますので、避けてください)。
氷のうは下着、ズボンと皮膚の間に挟み込むようにあててください。
ぎっくり腰など、痛くて動けない場合を除けば、氷のうが落ちないように固定し、他の作業をしていただいてもかまいません。

【ポイント】

腰痛や坐骨神経の痛みなどの症状は、骨盤の仙腸関節の歪みが原因で、熱性または神経因性の痛みが発生していることがほとんどです。まずは、熱をもっているところをしっかり冷やしましょう。

 

こんな方もぜひアイシングを

・遠方でお越し頂くことが困難な方
・自分でできる方法を実践したい
・ぎっくり腰で歩くのもつらい

ぜひアイシングを実践してみてください。
数日アイシングしても良くならない場合はご連絡ください。

・当日、近日の予約がお取りできず、来院日が数日後になってしまった方

予約された方も、お越し頂く日まで実行していただくことで、症状の悪化を防ぐことができますので、短い期間でも出来るだけ実践してください。
※症状によってはかなり改善する場合がありますが、直前の予約のキャンセルはご遠慮願います。

さまざまなお悩みに、ぜひアイシングを

1)腰痛・ぎっくり腰に慢性腰痛、重度の腰痛、足のしびれ(坐骨神経の痛みなど)、産前産後の腰痛など
2)頭痛・首痛・肩こり・寝違いにむちうち、首の痛み、重度の腰痛、 手のしびれ(尺骨神経の痛み、橈骨神経の痛みなど)首・肩こり、肩甲骨内側のこり・痛み、眼精疲労など

以下に当てはまる場合は、まず医師の検査をおすすめします

  • 全く初めての症状
  • 尋常ではない痛み
  • 発熱がある
  • 全く動かなくても痛みがある
  • ひどいめまいや耳鳴りがある

なぜ、アイシングなのか?

「痛いところは温める」はもう古い!

こりや痛みに対してご自分で手軽にでき、かつ確実に損傷の進行を抑える処置としてきむらカイロがオススメしているのは痛みが強い箇所の冷却です。
熱、腫れに対して、アイシング処置を施すことは、医療界スポーツ界では常識ですが、一般の方も簡単に行うことができる方法です。

実際にアイシングを試した方の声
「半信半疑で冷やしてみたが、その効果に驚いた。」
「氷の冷たさが気持ち良く感じた。」
「30分1セットした後、痛みが半分になった!」

え!冷やしていいの?」と驚かれるかもしれませんが、関節の歪んだ部分、その周囲には必ず熱と腫れが発生しています。まずはその「熱」を鎮火させることが大事。まずは疑う前に試してみてください。痛みが強いときは気持ちいい、とさえ感じるはずです。

痛みが減ってきたら、とにかく歩くこと!

「正しい歩行」は体の歪みをとる唯一の運動方法

「歩くくらいなら、痛みを感じない」程度に炎症がおさまってきたら、
早速、歩いて、少しでも歪みをとっていきましょう。
現代人は「歩かないから改善されない」症状がとても多いです。歩行という最適な負荷が関節にかかることで、きむらカイロが行う施術方法とほぼ同様の効果が期待できます。
(一見、動きがないようにみえる頸椎も、歩行時に運動があります)。
以下のポイントを守って、ウォーキングを行うことで、体が自分で歪んだところを改善してくれます。

  • できるだけクッションのうすい平らな靴で歩く(学校の上履きが理想のモデル)
  • スリッパやサンダルは不可
  • 踵から着地することを意識する
  • 意識してつま先で蹴ろうとしない。
    つま先には体重を乗せないくらいの気持ちで。
  • 歩幅は通常より2~3㎝くらい広げるよう意識すると、
    踵で着地しやすくなります。
  • 手は力強く握らない。
  • 20分以上連続で歩く(なるべく信号のないところを選ぶ)。
  • 肘は曲げて、後ろにひくイメージ。
  • 荷物は持たない。持つ場合はリュックサックを。
  • 視線は20~30メートル先を。スマホは見ない。

辛い症状を改善して健康な身体を取り戻しましょう

3. 長時間連続で同じ姿勢をしない

ちょっと気をつけるだけでも、症状が変わる!

痛みが減ってきてもご用心。同じ姿勢が長く続くことで関節はとても歪みやすい状態になります。動物は静止が苦手なのです。
長時間同じ姿勢を強いられるような仕事の場合でも、出来るだけブレイクすることが関節にとっても大事なことです。
デスクワーク、パソコン作業など、同じ姿勢を続ける時間が長い方は、以下のポイントに気をつけるだけでも、かなり歪みを予防することができます。
  • 30分に一回は作業を中止し、1、2分歩きまわる
  • トイレに行く。手を洗いに行く。
  • その場で足踏みをする。
  • その場でスクワットをする。
  • 急にストレッチはしない。
 

重度のぎっくり腰の場合

運動不足により筋肉が弱ると腰痛の原因になります

・中腰をしていたら、冷や汗が出るほど腰が痛くなってきた
・「ぎっくり」やった覚えはないけど、動くのも辛いほど腰が痛い
・このままだと「ぎっくり」やってしまいそうな腰の重さがある

このような方は加えて以下のポイントに気をつけて実践してください。

  • アイシングは一回30分1日3セット以上おこなってください。
  • お風呂は厳禁です。
  • アイスノンではなく、一番効果的な氷のうをお使いください。
  • 歩くのがつらい場合は、よつばいで移動してください。
  • 中腰、前かがみは絶対避けてください(トイレ、歯磨き、洗面、腰の高さより下の物をとる、などは十分気を付けてください)
  • ベッド、やわらかめの敷き布団をお使いの場合は、畳の上かせんべい布団にかえておやすみください。
  • くしゃみ、咳をするときは必ず壁など何かにつかまってください。
  • 動くのが楽になってきたら、横向き寝でアイシングをする時以外は、同じ姿勢を長時間することは避けてください。
  • ウォーキングは最初5分程度から、徐々に時間を増やしてください。はじめのうちから長時間の歩行は危険です。

以上、≪施術の目安≫レベルになるまで続けてください。
早い方で2,3日、かなり改善します。

≪施術の目安≫
・30度の(前屈姿勢)おじぎが可能である
・歩いている時はほとんど痛みがない
 
日常生活についてアドバイスも行っています

※痛みが強い場合は熱がひどいため、その部位の施術をお受けできないことがあります。
熱をもった部位をさわるので、矯正に激しい痛みがともなう恐れがあるためです。
ある程度まで痛み(熱)がおさまってから、お越しになられることをおすすめします。