究極の整体 ALCK法とは?
ALCK法による施術では骨をバキッと鳴らすことは絶対にしません。なぜなら、かえって関節が離開するリスクをともなうからです。
関節は離れながらズレるので、関節面に圧をかけて間隔をうめていきます。
ヒトの二足歩行運動時にかかる負荷をモデルに、関節に対して最適な圧になるように調整しながら施術します。
一般的な矯正方法のバキバキ!という音は、関節が引っ張られた(けん引)場合のみ、発生します。
Q.骨をバキバキ鳴らすのって、よくないの?
- よくありません。多くのカイロや整体院ではいまだバキバキしているのが現状です。音が鳴るのは、骨ではなく関節。牽引による圧力の変化で関節内の気泡が気化し、消失する音なのです。そもそも関節の矯正とは、関節を適合させることが目的のはずですが、バキバキと音がするということは「関節を外す方向に力をかけている」という証拠です。例えば、指の関節を鳴らすとき、引っ張る、もしくは強く折り曲げるはずです。ちなみにきむらカイロではバキバキと音がでないように施術しているわけではありません。関節に最適な矯正では、音がでないのです。
歪んだまま時間がたった関節に起きる現象の一つに、関節内のサビつきがあります。サビついた状態の関節は矯正しにくく、戻りやすいため、まずはサビを落とし、油をさす必要があります。
ズレた関節面はすべりが悪くなっており、摩擦力が大きいため、まずは潤滑を促します。
水をはさんだ2枚の下じきをすべらすのは簡単ですが、はがすためにはより大きい力が必要。関節面がきれいになることによって、離れにくくなり、再びズレることを防ぎます。
関節面を潤滑させながら、ズレをもとの位置に戻していくので、軽い力による矯正が可能に。関節に負担がかかりにくい方法です。
注)炎症の度合いによって、痛みがともなうことがありますが、決して無理な矯正は行いません
きむらカイロは、症状を改善するためには、関節「動く」ためにあるという存在意義に立ち戻って考えることで、ズレだけではなく、その関節の最適な動きを再現することがゴールであると考えました。
歪んだ関節には必ず炎症が伴い、長期にわたると関節面はサビついたようにザラザラ(石灰化)し、炎症(熱)によるコラーゲンの熱変性による癒着が起こります。これらを最適な関節運動を与えることで、ざらつきや癒着を取り除いていきます。
関節の軌道確保をおこなうことで、静的なバランスのみならず、動的バランスも調整します。正常な運動ができるようになってはじめて、歪みがなくなったといえるのです。
その関節にとって最適な可動域まで、運動ができるようになることで、「痛くて動かないから動かさない」状態から「スムーズに動くから、よく動かす」状態への変化を促します。
Q.関節内のサビ取り、油さしとは何のことですか?
- 関節のサビや汚れとは、潤滑不全や炎症による、組織のコラーゲン変性、石灰化、癒着などのことです。それらを手術ではなく、手技による関節運動によってこすり落とし、ざらざらの関節面をあたかもクリーニングするかのように、つるつるにしていきます。理屈は少し違いますが、関節拘縮などのリハビリ運動療法がこれに似ています。 油の役目は関節の隙間にあるベトベトした液体、関節液(滑液)が担います。ALCK法による適切な面圧と運動負荷により、関節面・関節液ともに潤滑レベルがアップ。また、負荷によって新陳代謝が高まることで、関節液の補充・交換を促進することができます。
Q.実際の施術はどのような感じですか?
- マッサージやリハビリ療法を受けているという感覚に近いです。
開発者に聞くALCK法(関節潤滑圧縮運動法)
人間の関節も同様です。
動作確認をしてはじめてよくなったと言えるのです。
従来の整体・カイロプラクティックでは、位置を戻すことだけにとらわれ、関節面潤滑を促したり、適切な関節運動の動作確認はしていませんでした。そのため、矯正時に痛みをともなう、短期間の矯正効果になりやすい、などという問題を抱えていたのです。 わたしはそれらの問題を解決すべくALCK法を考案し、今日も東京・吉祥寺で、大工職人の如く、地道にコツコツと歪んだ関節の施術をしています。
どんな症状でも大丈夫!といえるにはまだまだ未熟ですが、辛い肩こりや腰痛をお持ちの方にぜひきむらカイロプラクティック・吉祥寺のALCK法を試していただければと思います。