寝違えの方へ
首や首のつけねがとにかく激痛
痛くて普段通りに頭を動かせない
それは「寝違え」です!
寝違えは「首のつけねの捻挫(ねんざ)」です
できるだけ早く「アイシング」をしてください
おすすめのアイシング方法
【用意するもの】
氷水(こおりみず)の入った氷のう
【氷のうの作り方】
1. 袋を用意する。アイスバッグ、ゴム性の氷まくら、なければビニール袋やジッパー付きのビニール袋
2. 氷9割に対して水1割を袋にいれ、空気をできるだけ抜く
3. 口をしっかり締める。
※アイシングには上記のものがベストですが、用意が難しければ、凍らせても固くならないタイプのアイスノンでも、代用できます。
アイシングをする場所〈頭痛・首痛・肩こり・寝違いの場合〉
アイシングする場所
アイシングの姿勢〈頭痛・首痛・肩こり・寝違いの場合〉
仰向けで氷のうを枕に寝ていただくのが、最も簡単ですが、背もたれが高い椅子に腰かけて、氷のうが落ちないように、座っていただく方法もおススメです。また、首にタオルなどを巻きつけ、アイシングしながら他の作業をしていただいても構いません。ポイント
肩こりや頭痛、寝違いなどの症状は、頚椎の関節の歪みが原因で、熱性または神経因性の痛みが発生していることがほとんどです。まずは、熱をもっているところをしっかり冷やしましょう。
アイシングする時間
1回30分を目安にして、1日数セット行うと効果的です。
氷が溶けきってしまうと冷却効果はありません。
- 表面が水にぬれた氷を使用する場合は零度以下にならないので、凍傷になる心配はありません
- 氷が用意できない場合は、凍らせても固くならないタイプの硬くならないアイスノンが密着できておすすめです
- アイスノンの場合は零度以下になる可能性があるので、手ぬぐいや薄いタオルを巻くなどして、肌に直接つけないように、調節してください。
- 冬季や室温が低い場合など、寒さを感じるときは足元を温かくする、厚着をする、布団に入るなどしてください。「全身の冷え」と「局部を冷やす」ことは違います。
- 症状が強い場合は、入浴は控える、もしくは軽めの入浴にしてください。特に入浴後は血流が集まり、さらに熱をもちますので、必ず冷却してください。
こんな方もぜひアイシングを
・遠方でお越し頂くことが困難な方
・自分でできる方法を実践したい
・ぎっくり腰で歩くのもつらい
ぜひアイシングを実践してみてください。
数日アイシングしても良くならない場合はご連絡ください。
・当日、近日の予約がお取りできず、来院日が数日後になってしまった方
予約された方も、お越し頂く日まで実行していただくことで、症状の悪化を防ぐことができますので、短い期間でも出来るだけ実践してください。
※症状によってはかなり改善する場合がありますが、直前の予約のキャンセルはご遠慮願います。
さまざまなお悩みに、ぜひアイシングを
以下に当てはまる場合は、まず医師の検査をおすすめします
- 全く初めての症状
- 尋常ではない痛み
- 発熱がある
- 全く動かなくても痛みがある
- ひどいめまいや耳鳴りがある
なぜ、アイシングなのか?
「痛いところは温める」はもう古い!
こりや痛みに対してご自分で手軽にでき、かつ確実に損傷の進行を抑える処置としてきむらカイロがオススメしているのは痛みが強い箇所の冷却です。
熱に対して、アイシング処置を施すことは、医療界スポーツ界では常識ですが、一般の方も簡単に行うことができる方法です。
実際にアイシングを試した方の声
「半信半疑で冷やしてみたが、その効果に驚いた。」
「氷の冷たさが気持ち良く感じた。」
「30分1セットした後、痛みが半分になった!」
え!冷やしていいの?」と驚かれるかもしれませんが、関節の歪んだ部分、その周囲には必ず熱が発生しています。まずはその「熱」を鎮火させることが大事。まずは疑う前に試してみてください。熱が強いときは気持ちいい、とさえ感じるはずです。
痛みが減ってきたら、とにかく歩くこと!
「正しい歩行」は体の歪みをとる唯一の運動方法
- できるだけクッションのうすい平らな靴で歩く(学校の上履きが理想のモデル)
- スリッパやサンダルは不可
- 踵から着地することを意識する
- 意識してつま先で蹴ろうとしない。
つま先には体重を乗せないくらいの気持ちで。 - 歩幅は通常より2~3㎝くらい広げるよう意識すると、
踵で着地しやすくなります。 - 手は力強く握らない。
- 20分以上連続で歩く(なるべく信号のないところを選ぶ)。
- 肘は曲げて、後ろにひくイメージ。
- 荷物は持たない。持つ場合はリュックサックを。
- 視線は20~30メートル先を。スマホは見ない。
3. 長時間連続で同じ姿勢をしない
ちょっと気をつけるだけでも、症状が変わる!
長時間同じ姿勢を強いられるような仕事の場合でも、出来るだけブレイクすることが関節にとっても大事なことです。
デスクワーク、パソコン作業など、同じ姿勢を続ける時間が長い方は、以下のポイントに気をつけるだけでも、かなり歪みを予防することができます。