足底腱膜炎の改善

足の裏が痛い!足底腱膜炎

  • 朝起きて歩き出す時に足裏がピリっと痛い
  • 足裏を押すと痛い場所がある
  • 仕事帰りや夕方に痛みが増す
  • 整形外科で足底腱膜炎と言われた

足底腱膜炎とは、踵(かかと)から足の指の付け根までに張り付いている強い腱が炎症をおこしたものです。

足底腱膜は土踏まずの底であり、足の骨のアーチとともに、上からの荷重に強い構造をつくっています。いくつもの骨がパズルのように合わさって、橋のようなアーチを成しています。下からの力に大変弱いため、足底腱膜には土踏まずをガードする役目もあるかと思います。

足裏のネット 足底腱膜

土踏まずの構造2土踏まず構造1

これは東京・千代田区の科学技術館にあった模型です。

上からの力に対して強く、逆に下からの力に対しては弱い構造であることがイメージできるかと思います。

原因はつま先荷重による足裏アーチの崩れ

わたしたちの足裏に土踏まずがあること、そして踵重心であることは、ヒト以外の動物にみられない特徴だそうです。

しかし、歩行不足により、現代人の土踏まずは消失する傾向にあり(偏平足)、前傾姿勢のため重心がつま先方向へ移っています。

そのため、足底腱膜には常に強いテンションがかかり、足底腱膜と骨の付着部で炎症が起きるのです。

腱膜がついている踵や指の付け根の筋肉が一部引きはがされ、炎症し、また固くなる、を繰り返してしまいます。

毎日足裏の痛い部位をアイシング。そして、つま先立をさける。

まずは足裏の痛みのある部位を毎日アイシング。炎症があるので、決して強く揉んだりしてはいけません。

足裏アーチが崩れるので、青竹踏みもNGです。同様な理由で、土踏まず部分が盛り上がったインソールもあまりおすすめできません。あくまでもアーチ部分にかかる力は「上から」が基本であり、重力こそが長い進化の歴史の中で美しいアーチをかたちづくってきた立役者だからです。

歩行時に踵重心を意識することはもちろん、つま先で階段を上らない、とにかくつま先立ちをさけましょう。靴もフラットな靴底を選び、ジャストフィットのサイズを履きましょう。

足底腱膜炎がひどくなると、足の骨が増殖し、骨棘とよばれる「トゲ」ができることも。前からあった痛みをしばらく放っておいた方は、一度整形外科で検査してもらうことをおすすめします。改善するまで少し時間はかかりますが、地に足をつけてケアしていきましょう。

まずは足裏に負担のかかる姿勢を整えよう

症状を改善して健康な身体を取り戻しましょう

きむらカイロプラクティックは、東京都武蔵野市にある整体院です。吉祥寺駅アトレ口から徒歩1分の立地にあり、周辺に在住・在勤の多くの方が来院しています。

足底腱膜炎の悩みを抱えたお客様はそれほど多くありませんが、かと言っていつもゼロになりません。
足裏の疲れが根本原因ではないので、足裏のもみほぐしではその場しのぎどころか、かえって炎症させてしまうことになりかねません。足底腱膜炎の多くは前傾姿勢によるものなので、当院では正しい姿勢に戻るよう矯正します。

足部(足裏部分)の矯正を行うことはまれで、基本的に骨盤矯正等によって遠隔的に足底腱膜への負荷を減らすアプローチを行います。場合によっては、足のテーピングを併用します。
かかと部分の痛みがある場合は、坐骨神経痛など、他の原因も考えられます。施術前には細かいヒアリングを行っています。

足裏の痛みにお悩みなら、どうしようもないと諦める前に、ぜひ一度当院にご相談ください。

足底腱膜炎が改善されたお客様の声・口コミ

お名前

武蔵野市在住、S様(40代)

お悩みや来院理由

数年前から右足土踏まずの痛みあり。整形外科で足底腱膜炎と診断される。

施術の経過、施術後の感想

施術7,8回目の頃にはだいぶ楽になった。はじめの頃と比べれば半減。さらに10回目の頃には、痛い場所を指で押したりしなければ、ほとんど気にならなくなった。