事故のあと、時間が経ってあらわれるムチウチとは?

これってあの事故が原因?

寝違えの症状に悩む女性
何かしらの事故にあってから時が過ぎ、忘れた頃に首が痛くなったりと、ムチウチの症状があらわれる方がいます。
事故直後に痛みやしびれが出る場合はともかく、不思議な現象といえるかもしれません。
これってあの事故の影響なのかしら?でも、それしか思い当たるフシはないし・・・
と当の本人でさえ困惑してしまいます。

本当にこういうことは起きるのでしょうか?

なぜ時間がたってから症状があらわれるの?

レントゲンでも原因がわからない事があります

実は人は追突のような事故に遭うとほぼ100%ムチウチ(頸椎捻挫や外傷性頚部症候群)になります。ただ、損傷の度合と、その個人の痛みの発生するレベルによって、その後の自覚症状には個人差が出てきます。

ひどい損傷でなければ、治癒力によって自然に改善される可能性も多いにあります。本来はよく運動(特に歩行)していれば、軽度のズレなら整ってしまうものなのですが、運動不足の現代人は回復する機会が極端に少ないばかりか、長時間同じ姿勢をとるので、ますます改善されないわけです。

その損傷を受けた部位が自然に改善されない場合、はじめは症状があまりなくても、かなり時間が経過してから痛みが発生するケースが多々あります。

事故のエネルギーは保存される

少し難しくなりますが、身体に何らかの衝撃が加わると(追突などの交通事故)、その外力、つまり力学的にいうところの運動エネルギーが人の体の中で位置エネルギー、熱エネルギーに変換され、保存されます。

この場合、位置エネルギーとは骨と骨をつなぐ関節のズレ(位置の変化)です。

ズレた関節を放置してしまうと、そこに少しずつ石灰化、またはコラーゲン変性が起こるため、動きが悪くなります。進行すると固まって動かなくなったりします。その結果、本来の生理的な動きができず、痛みや張り感、しびれといった症状があらわれてくるのです。

事故の場合は靭帯や筋肉のような比較的柔らかい組織よりも、体の芯の部分であるかたい骨や関節へのダメージのほうが、症状の原因になりやすいのだと思います。

直後にしろ、日にちが経っているにしろ、生活に支障があるような悩みなのであれば、以前の事故で傷めた部分はまだ改善されていませんよ、と体が教えてくれているわけです。

レントゲンで問題がなくても、症状があれば一度お越しください

数年前に交通事故をされた方が首の痛みや手のしびれをぶり返し、整形外科に行ったところ、「よくなっているから大丈夫ですよ」といわれたそうです。レントゲンなどの静止画像の検査の上では、ということでしょう。

しかし、きむらカイロが大切にしていることの一つに、お客さんの今まさにある辛い症状です。ですので、当然、お客さんの「よくなった。楽になった。」を追求していきます。

また、私たちは関節の「動き」を視覚と触覚で確認します。
機械も正常かどうかの判断を試運転してチェックするのと同様、関節も動かすための場所なので、不具合は必ず動作確認チェックが必要なのです。

頸椎の関節を位置を戻し、関節が再度なめらかに動くように調整し、適宜アイシングもします。

事故の後、一度は良くなったのだけど、最近になってまた首やしびれが気になりだしたら、試しにALCK法を受けてみてください。