親指の剥離骨折のケア日記

親指の剥離骨折のケア日記

右母指スキーで転んで、右の親指を剥離骨折してしまいました。「爆速リカバリー」を目指して、ケア内容を記録しましたので、同様なお怪我をされた方の参考になれば幸いです。

  • 骨折したら、処置は早ければ早いほどよい
  • 基本は固定とアイシング
  • 動かしても痛みがない範囲なら、少しずつ動かそう
  • 少しでも患部に違和感がでる動作はしない

受傷当日
3/7月曜日 午前10時 
スキー中の自己転倒
右手首をひねる。
12:15までスキーレッスンに参加したが、
ストックが痛みで雪面につけられない。
今後の仕事のことを考えたら、胃痛が続いた。
昼休みに救急室でジッパー袋をもらい、ランチ中、
手に乗せて冷やす。
売店でホワイトテープを買い、手首と親指にテープを巻く。
13:15~15:00 
午後のスキーレッスンに参加。
ストックをついたり、ふったりしなければ痛くない。
スキーインストラクターがあなたの泊まるホテルの隣は整形外科よ、
と教えてくれた。
16:00にその整形外科へ。
レントゲンでは骨折は確認できなかったが、
親指の動きを確認されたとき、
(このときの触診がやさしい)
「んー、親指の靭帯は縫わなきゃいけないかも」と先生。
かなり可動がゆるいと思ったのだろう
地元に帰ったら、MRIを、と紹介状をくれた。
ギプスってこんなに楽なのか!
「固定」の重要性を再認識する。
夕飯に少し日本酒、しかし、温泉は入らず。
さらに腫れてしまうから。
お風呂に入らない、顔洗わないことも平気なタチでよかった。
もらった鎮痛剤を寝る前に一度飲んだ。
受傷当日の夜だから痛くて寝られないかと思ったら、
グッスリ寝れた!
痛み止めありがとう。

2日目
3/8火曜日
早々にチェックアウト。
昼過ぎに帰宅し、
近所のMRIがある整形外科へ。
滑り込みセーフで当日MRIがとれた。
レントゲンでも親指の剥離骨折が見つかり
MRIでも同様に確認できた。
靭帯は切れずに済んだ。
骨がとがっている(変形)ところがあることも指摘される。
仕事柄、何度も痛めているから、しょうがない。
もともと母指CM関節症があるのは想像できた。

病院の言いつけ守らず、当日からギプスはずしてシャワーをあびる、
が、時間にして3分。
包帯で巻いてあるだけなので、
自分でつけ外しができるのは助かります。
次女にドライヤーで髪を乾かしてもらう。
ふたを開ける動作
袋やぶる動作
は一切駄目だ。
反対の手でスプーンで食べられるからと
麻婆豆腐ごはんにしてもらった。
缶ビール半分だけにしておく。
次女にキッチンバサミでねぎを切ることを教える。

直前まで100均のミニ氷のうで何時間も冷やし
寝るときにギプスをはめる。
ギプスしているとアイシングのききが悪いため。
 
3日目
3/9水曜日
出勤。
スイカ定期券をリュックのわきから出すのに
時間がかかる。
着替えもゆっくり気をつけて
袖口や壁に少しでも指をあてないように。

つまむ
ふたをあける
といった動作も当分厳しい。

ギプスを外し、テーピングをしてみる。
全体が腫れて、たいそう手がむくんでいる。

氷がないときは、せめて保冷剤でもいいから冷やしたい。
この時の固定は手っ取り早くガムテープ。


ギプスをとると、
手首とその下あたりの筋肉は
すでに左よりも細くなっていた。
筋肉は使わないとあっという間に減っていく。

4日目
3/10木曜日
Amazonでたのんだ手首用保冷剤が届いた。

氷冷と比べると、冷却効果がかなり劣るので、
腫れがもう少しおさまってから、疲れをとる時に使うことにした。

5日目
3/11金曜日
1日デスクワーク。
ギプスを外すと親指周りは黄色くなっていた。
だいぶ中で出血したらしい。
家のマウスはミニサイズのため、操作が辛く、タッチパッドに切り替えた。
氷のうはパソコン操作しにくいため、
ミニ保冷剤を包帯に仕込んで、手首にあて、一時間に一度かえる。
カルシウム補給だ!と夕飯にしらすをとる。

6日目
3/12土曜日
2日続けて手のひらの小指側が夜中につる
半シーネのせいだろうか。
尺側も捻挫してるからか。

右の肩関節がカコカコしてたのは
30分の早朝ウォーキングでおさまる。

7日目
3/13日曜日
とにかくアイシング。
仕事も少しずつ開始。気をつけて施術。
小指もテーピングしたら、つらずに寝れた。

8日目
3/14月曜日
タオルヘアバンド洗えるし固定に便利だ。

指立て伏せをスタート。
ほんの数回、
膝を床につけて、ゆっくり
決して痛くないようにだが、

拳でハイハイ動作
にも挑戦。
親指だけではなく、手首の亜脱臼が自重で整復されるように。

脂濃くない和食にして胃腸の負担を減らし、
治癒力アップ。
適度な睡眠で治す。
40代なのに8時間寝る日も珍しくない私。
とはいっても、
寝過ぎて全く動かさないのもダメ。
目が覚めた時点で早くても起きて動き出した方が
関節にとっても、体全体にとっても
よいと思う。

9日目
3/15水曜日
整形外科レントゲン
欠けた骨片は変なとこにいったわけでもなく、そこにいた。良かった
いまは右のTFCCや手の甲、左手首の方が痛い。
親指は動かさないぶんには全く痛くない。
と伝えたら、ギプスをアップグレードしてくれた。

10日目
3/16水曜日
今日もひたすら冷やす
TFCC(小指側の手首の関節)緩いのかパコパコする。
親指サポーターを買ったのはいいが
キツくてそれが手首を通り抜けられるほど
まだ痛みがとれていない
冷やすときに氷のうごと冷凍庫に入れてるが
その際、手首や母指のカーブを作っておくとすぐ効率的に冷やしてよい
少し水を入れるのが良いが、
時間がない時はテーピングの上やギプス、包帯の上からなら、季節によってはすぐ溶けてくるので、途中揺らして氷の表面に水がまわれば0度というベストなアイシングが獲得できる。
今日あたりから仕事のボリュームを通常に戻していく。

3/22火曜日
整形外科受診。
剥離した骨片もへんな場所に動いてないし、
来週にはギプスがとれるでしょう、と先生。
素直にうれしい。
ギプスはずして仕事していることは内緒!

22日目
3/29火曜日
整形外科をサボる(次女の体調不良のため)。
母指の屈曲はいまだ50%くらいだが、
だいたいのことはできるようになった。
洗濯ばさみをつまむ、
ライターの火をつける
が、いまだシンドイ。

29日目
4/5火曜日
おおかた問題なく過ごせる、が
いまも毎日一度はアイシングしている。